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物語りも書評も評論も漫画も全部読んだら感想かく。んひゃー
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やーっと読み終わった!!!!
まさか3年に食い込むなんて思ってなかったわー…。

しかしシュールの連続だった…
なのに、終わる時になるとそこはかとなく切なくなった。

さて、これからアーサー王関連書、研究書も読み始めなければ。

以下、思ったことの羅列
最後アーサー王が女性たちの船で運ばれていくシーンは、指輪物語のラストと重なるような気がした。ガーウェイン卿はいつの間にあんないい人になっていたんだろう…。不義の子モードレッドはなんだかさりげなくいつも登場していたのにラストでいきなりガーっと悪さを押し出していた。

トリストラム卿の死がカッコ書きで説明されていたのにはびびった…いいのかよ。。。

エクスカリバーの登場によって、そういえばアーサー王ってすごい人だったのかと思いだした気づいたみたいな。いつの間にか文脈上の主人公がラーンスロットになっているような気がしていた。

アーサー王はリーダーとしてはどのような性質をもった人物だったのだろうか。ラーンスロットよりは情に流されやすい様な気がする。親族をかたくなに信じようとする。友情を大切にする。ほかの騎士たちよりも少しだけ柔らかい雰囲気を持っている。あこがれの対象ではないし、いつも騎士たちから馬から落とされるし、彼よりも強い騎士はイングランドだけを見ても大勢いる。でも強いだけではだめだったのかしら。もしアーサー王がラーンスロット並みの強さも持っていたらその治世はどうなったか。
でも、どうしても彼にはラーンスロットという話し相手、最高のパートナー、親友が必要だったはず。
彼に必要なのはライバルではなかったと思う。

悲劇というものは、連鎖だと思った。たとえば一つの出来事が悲劇的であったとしてもそれは悲劇だけど、物語を悲劇的に演出するのではなくて、物語としての悲劇を描くのなら連鎖が必要になろうと思った。それは『ロミオとジュリエット』もそうだし。一個のことが次々に連鎖で主人公を追い詰めていく。
アーサー王物語も最終的に悲劇的な顛末を迎える。
でもこれが悲劇的なのは、最終的に全員死んでいくということではない。これは歴史の記述なのであり、王や騎士たちの死は痛ましいけれどそれは起こった出来事でしかない。悲劇的なのは内面の葛藤。アーサーとラーンスロットのそれ、ガーウェインとラーンスロットのそれ、ガーウェインとアーサーのそれ。

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