物語りも書評も評論も漫画も全部読んだら感想かく。んひゃー
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『その名にちなんで』を読んだ後だから、その中の要素ががばがば出ているのがわかった。
「インド系」というキーワードは、はたして必要なのか。
しかし彼女自身がインド系イギリス人2世なのだから、そうか、自分を物語に取り込むのは当然のことなのか。彼女の生きてきた要素が全面的に物語に反映されるのって、そっか、当然のことなのか。
それは日本人作家が日本社会で生きる日本人を主人公にするのとまったく同じ。
だからその「インド系の人々の物語」というのは決して特殊なキーワードではない。確かに店頭の小説の中にあると性質として新しい、というか珍しい、少数派、というかんじ。でもその物語は私たちが読んできたどの物語とも差のない。
また、移民2世を扱っているという点も、だって彼女自身がそうなのだから、ちっとも特殊ではない。
我々は分析にあたって当然その点を見逃さないけれど、本当は「つい見逃してしまうような」ポイントでもある要素。でも最近ではまだ特殊。そういう物語がまだたくさんの人に読まれていないから。
最後の物語が好きでした。
「インド系」というキーワードは、はたして必要なのか。
しかし彼女自身がインド系イギリス人2世なのだから、そうか、自分を物語に取り込むのは当然のことなのか。彼女の生きてきた要素が全面的に物語に反映されるのって、そっか、当然のことなのか。
それは日本人作家が日本社会で生きる日本人を主人公にするのとまったく同じ。
だからその「インド系の人々の物語」というのは決して特殊なキーワードではない。確かに店頭の小説の中にあると性質として新しい、というか珍しい、少数派、というかんじ。でもその物語は私たちが読んできたどの物語とも差のない。
また、移民2世を扱っているという点も、だって彼女自身がそうなのだから、ちっとも特殊ではない。
我々は分析にあたって当然その点を見逃さないけれど、本当は「つい見逃してしまうような」ポイントでもある要素。でも最近ではまだ特殊。そういう物語がまだたくさんの人に読まれていないから。
最後の物語が好きでした。
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