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物語りも書評も評論も漫画も全部読んだら感想かく。んひゃー
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レポートのために読んだ。アマゾンで買った。

★☆発見☆★
・白土三平は実はすごかった
・手塚先生vs劇画という構図は知ってたけど、なんとなく手塚先生を支持していたけど、そういう単純な問題ではないとわかった
・なんとなく知っていた手塚先生の絵柄の変化の意図は、実は劇画や大友克洋への対抗心からという面もあったみたい。(例:背景の緻密さ、群集の書き分けの有無、不気味なものの描写、)

単純に手塚先生の歴史を追ったというだけの内容ではなく、解説にもあったけど、漫画表現の進歩の歴史をもたどっていると思う。それはコマ割りの問題や、線の問題、物語性、リアルの描写。
人の死をリアルに描くことは、人の生命があったことをよりリアルに示す手段か?
うーん、とりあえず白土三平は落ち着いたら読んでみよう!

普通に面白かった。これが私を朝までココスに縛りつけた一冊。
そして自分が知識的な面ではこの中の内容で知っていることが多かった、ということに驚愕。中学の私に敬服いたします。
でも、漫画を描き始めたころの手塚治虫と今同世代の人間になって、そして観念的な情報も得てみると、もう手塚先生ってかっこいいです。多分仲良くはなれなかったと思うんですが、でも本当に「手塚治虫の精神の曲線は最後まで上昇し続け、肉体の衰弱との落差がものすごくあって、途中でぶつっと切れた感じになってしまう」という、駆け抜けた人生を送られたのだなぁ。やはり尊敬しています。
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