物語りも書評も評論も漫画も全部読んだら感想かく。んひゃー
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うーやっと読み終わったー。
アーサー王物語はほとんど古典なので、なんか心理描写が淡々としていて「え!あんたらなんでいきなり爆笑してんの!?」という場面が幾たびもあり。そしてやたらみんな気絶する笑。オーバーなんだか必然なんだか。こういうところ日本の古典とも似てるね。
読み始めたのが大分前なんでけっこう記憶が切れ切れなんですが、個人的にディナダン卿が好き。やる気ないトリストラムに渇を入れてるのが素敵
Ⅲはかの有名な『トリスタンとイゾルテ』のエピソードでした。もっとも文中ではトリストラムとイソード、と表記されていますが。
うーんしかしながら登場人物多すぎて全然整理できん。
アーサー王
ラーンスロット
トリストラム
モードレッド
ガーウェイン
ディナダン
パロミデス
ケイ
イソード
グネヴィア
モルガン・ル・フェ
この人たちしか頭の中で顔と名前が一致せん。とはいえ読み直すのも一苦労じゃわい。
アーサー王物語はほとんど古典なので、なんか心理描写が淡々としていて「え!あんたらなんでいきなり爆笑してんの!?」という場面が幾たびもあり。そしてやたらみんな気絶する笑。オーバーなんだか必然なんだか。こういうところ日本の古典とも似てるね。
読み始めたのが大分前なんでけっこう記憶が切れ切れなんですが、個人的にディナダン卿が好き。やる気ないトリストラムに渇を入れてるのが素敵

Ⅲはかの有名な『トリスタンとイゾルテ』のエピソードでした。もっとも文中ではトリストラムとイソード、と表記されていますが。
うーんしかしながら登場人物多すぎて全然整理できん。
アーサー王
ラーンスロット
トリストラム
モードレッド
ガーウェイン
ディナダン
パロミデス
ケイ
イソード
グネヴィア
モルガン・ル・フェ
この人たちしか頭の中で顔と名前が一致せん。とはいえ読み直すのも一苦労じゃわい。
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なんと悲劇的な…。
授業の課題で読んだんですが、こんなにとことん悲劇的でよいのかしら。
結局自分が、自分が避けてきた思想に縛られていたというエンジェルの描写がうまいなーと思いました。
そしてとにかく骨太。『嵐が丘』のときも思ったけど、名作といわれて語り継がれる物語ってやっぱり骨太なんだ。
だから人々はそれが何なのかを追及したくなる欲求に駆られる。
そしてどんな発想も当てはまってしまうようで、どんな方向からも分析できてしまう。
作家は物語をはじめからそういう風にかこうとは思っていなくて、だからまたすごく奇跡的なんだと思う。そういう物語が生まれるということは。
ということで、以下、レポート書いてて考えたこと書きます。
授業の課題で読んだんですが、こんなにとことん悲劇的でよいのかしら。
結局自分が、自分が避けてきた思想に縛られていたというエンジェルの描写がうまいなーと思いました。
そしてとにかく骨太。『嵐が丘』のときも思ったけど、名作といわれて語り継がれる物語ってやっぱり骨太なんだ。
だから人々はそれが何なのかを追及したくなる欲求に駆られる。
そしてどんな発想も当てはまってしまうようで、どんな方向からも分析できてしまう。
作家は物語をはじめからそういう風にかこうとは思っていなくて、だからまたすごく奇跡的なんだと思う。そういう物語が生まれるということは。
ということで、以下、レポート書いてて考えたこと書きます。
とりあえず①と②を買ってみた。
…!!!!!!!
や、やばい…。
お菓子お菓子お菓子でした。
ケーキが食べたくなります。
『手塚治虫の冒険』で、大友克広を「3㎜×3㎜の画面でかまぼことなんちゃらを書き分けられられる才能」的なことが書いてあったけど、こういう流れを現代の漫画は受け継いでいて、画力の向上、繊細な画面の確立がなされて、で、それが一般的になってきらさんも少なからずその流れにいるのかなと思ったのでした。
というのはお菓子の描写がね…やばすぎるということで。
2巻のガトーショコラとかがやばすぎます。
1巻の冒頭のパウンドケーキもやばい!
画面のことについていろいろ思ったので以下に書きます。
…!!!!!!!
や、やばい…。
お菓子お菓子お菓子でした。
ケーキが食べたくなります。
『手塚治虫の冒険』で、大友克広を「3㎜×3㎜の画面でかまぼことなんちゃらを書き分けられられる才能」的なことが書いてあったけど、こういう流れを現代の漫画は受け継いでいて、画力の向上、繊細な画面の確立がなされて、で、それが一般的になってきらさんも少なからずその流れにいるのかなと思ったのでした。
というのはお菓子の描写がね…やばすぎるということで。
2巻のガトーショコラとかがやばすぎます。
1巻の冒頭のパウンドケーキもやばい!
画面のことについていろいろ思ったので以下に書きます。
レポートのために読んだ。アマゾンで買った。
★☆発見☆★
・白土三平は実はすごかった
・手塚先生vs劇画という構図は知ってたけど、なんとなく手塚先生を支持していたけど、そういう単純な問題ではないとわかった
・なんとなく知っていた手塚先生の絵柄の変化の意図は、実は劇画や大友克洋への対抗心からという面もあったみたい。(例:背景の緻密さ、群集の書き分けの有無、不気味なものの描写、)
単純に手塚先生の歴史を追ったというだけの内容ではなく、解説にもあったけど、漫画表現の進歩の歴史をもたどっていると思う。それはコマ割りの問題や、線の問題、物語性、リアルの描写。
人の死をリアルに描くことは、人の生命があったことをよりリアルに示す手段か?
うーん、とりあえず白土三平は落ち着いたら読んでみよう!
普通に面白かった。これが私を朝までココスに縛りつけた一冊。
そして自分が知識的な面ではこの中の内容で知っていることが多かった、ということに驚愕。中学の私に敬服いたします。
でも、漫画を描き始めたころの手塚治虫と今同世代の人間になって、そして観念的な情報も得てみると、もう手塚先生ってかっこいいです。多分仲良くはなれなかったと思うんですが、でも本当に「手塚治虫の精神の曲線は最後まで上昇し続け、肉体の衰弱との落差がものすごくあって、途中でぶつっと切れた感じになってしまう」という、駆け抜けた人生を送られたのだなぁ。やはり尊敬しています。
★☆発見☆★
・白土三平は実はすごかった
・手塚先生vs劇画という構図は知ってたけど、なんとなく手塚先生を支持していたけど、そういう単純な問題ではないとわかった
・なんとなく知っていた手塚先生の絵柄の変化の意図は、実は劇画や大友克洋への対抗心からという面もあったみたい。(例:背景の緻密さ、群集の書き分けの有無、不気味なものの描写、)
単純に手塚先生の歴史を追ったというだけの内容ではなく、解説にもあったけど、漫画表現の進歩の歴史をもたどっていると思う。それはコマ割りの問題や、線の問題、物語性、リアルの描写。
人の死をリアルに描くことは、人の生命があったことをよりリアルに示す手段か?
うーん、とりあえず白土三平は落ち着いたら読んでみよう!
普通に面白かった。これが私を朝までココスに縛りつけた一冊。
そして自分が知識的な面ではこの中の内容で知っていることが多かった、ということに驚愕。中学の私に敬服いたします。
でも、漫画を描き始めたころの手塚治虫と今同世代の人間になって、そして観念的な情報も得てみると、もう手塚先生ってかっこいいです。多分仲良くはなれなかったと思うんですが、でも本当に「手塚治虫の精神の曲線は最後まで上昇し続け、肉体の衰弱との落差がものすごくあって、途中でぶつっと切れた感じになってしまう」という、駆け抜けた人生を送られたのだなぁ。やはり尊敬しています。
授業で指定されて発表のために読んだ。
一冊読み終えるまでに4回は泣いたぜ笑。場所を選ばずロッテリアでも泣いたぜ。
角田光代さんの言葉どおり、特に大きな事件が起こるというわけでもないんだけど、確実に人の気分に入ってくる感じ。
三丁目の監督さんの言葉じゃないけど「登場人物の物語じゃなくて、自分の物語なんだ」ということだった気がする。
先生はどこでこんな本を見つけてくるんだ!?これ結構新しい!
あ、文庫になる前に知ってたってことだったらなんとなく納得か?今度聞いてみよう。
ややっ、映画にもなってるらしいし、訳者さんも「いい感じよ」みたいに書いてたから見てみたい!
一冊読み終えるまでに4回は泣いたぜ笑。場所を選ばずロッテリアでも泣いたぜ。
角田光代さんの言葉どおり、特に大きな事件が起こるというわけでもないんだけど、確実に人の気分に入ってくる感じ。
三丁目の監督さんの言葉じゃないけど「登場人物の物語じゃなくて、自分の物語なんだ」ということだった気がする。
先生はどこでこんな本を見つけてくるんだ!?これ結構新しい!
あ、文庫になる前に知ってたってことだったらなんとなく納得か?今度聞いてみよう。
ややっ、映画にもなってるらしいし、訳者さんも「いい感じよ」みたいに書いてたから見てみたい!